メリットデメリットと問題点

蓄電池のメリットとデメリットをご紹介しているページです。既に蓄電池について色々と調べたことがあるという方にとっては知っている内容ばかりかもしれませんが、分かりやすく簡潔にまとめてありますので、ぜひ目を通してみてください。

長所・メリット

まずは長所・メリットです。最も大きなメリットは他の商品では行うことができない「電気を蓄えることができる」という点です。これからの日本のエネルギー政策を考えていく上で、電気を蓄える技術は非常に重要です。また、一般消費者の立場から見ても電気代の節約に繋がるなどといったメリットが挙げられます。

  • 停電時にも電気を使える
  • 電気料金を抑えることができる
  • ピークカット・ピークシフトに役立つ
  • 太陽光発電システムで作った電気を蓄えることができる

1番目は説明不要でしょう。仮に災害等で広域にわたって停電が発生したとしても蓄電池があれば電気を使えます。もちろん充電してある分(フル充電でも最大容量分)しか使えませんが、充電してあれば緊急時には十分に活用することができます。

2番目3番目は「電力需要が小さくて電気料金の安い夜間に充電し、電力需要が大きくて電気料金の高い日中に蓄電池の電気を使う」ことで発生するメリットです。特に電力需要の大きい夏場だけでも、この方法でかなりの節約をすることが可能です。

4番目は「家庭用蓄電池を太陽光発電システムと連携させる」ことによって発生するメリットです。太陽光発電システムがなくても役立つ蓄電池ですが、太陽光発電と連携させることで更に電力の地産地消が進み、結果的に電気代の節約にもなります。

短所・デメリット・問題点

今度は逆に短所・デメリット・問題点をご紹介します。現時点で購入や導入の障害となっているのは「価格」です。家庭用と業務用途で規模は変わってきますが、マンションの一室にも導入できるような超小型の物でも十数万円はかかりますし、大きな工場やビルに導入するための業務用のものだと数百万円以上は必要となります。

  • 価格が高い
  • 設置のためのスペースが必要
  • 無期限に充放電できる訳ではない(詳しくは蓄電池の寿命を参照)
  • 電気ロンダリング発生のリスク

1番目と2番目はそのままです。それほど大きなスペースが必要という訳ではありませんが、蓄電池を設置するだけのスペースは求められます。3番目については前述のページで詳しい解説をしておりますので、併せてご参照ください。

4番目の「電気ロンダリング」というのは、太陽光発電システムが導入されている場合にのみ発生する可能性があることなのですが、電気料金の安い夜間に充電を行い、その蓄電池内の電力を余剰電力として売電するということです。

日中に蓄電池を使ったことによって太陽光発電の余剰分が増え、その余剰分を売電するということであれば何も問題はありませんが、故意に蓄電池内の電力を余剰分として売電することは電気ロンダリングに当たります。

なお、現在市販されている大手メーカーの「太陽光発電+蓄電池システム」では、このような電気ロンダリングはできないようになっています。