原子力発電の意見

更新日:2018年8月13日

海外を見ても原発推進派の国と脱原発を目指す国とがありますが、こちらのページでは日本国内の意見をまとめております。学者や専門家といった有識者ではなく、一般の方々からお寄せ頂いた生の声をご覧頂くことができます。よろしければ原子力発電の長所短所と問題点のページもご参照下さい。

推進派の意見(10件)

●●中立と言いたいところですが、個人的な意見としてはどちらかというと賛成に近いので賛成派として意見を記入します。

原子力を使う上でのメリット・デメリットはもちろん承知の上、現在多くの電力が原子力発電で賄われております。原子力発電に反対している人は反対の意見を押し通し原子力発電そのものがなくなった後の二次対策を考えての意見なのかな?といつも思います。

デメリットだけを並べ、今まで散々原子力の世話になってきてそれも気づかずに廃止・廃止と騒ぐのはあまりに無責任だと思います。廃止するにも金がいる。新しいものをつくるのにさらに金が要るのです。

だったら今ある財源をより良くすることにお金費やすべきなのではないか?と、原子力発電のデメリットがわかっているならなぜ改善策を考えようとしないのか?私は不思議に思います。上記のような考えをもっている私なので賛成派にはいるのではないかと思います。

●●絶対に安全な物など、世の中にそうある物ではないと思います。原発に危険が伴う事は、最初からみんなある程度は知っていたはずです。たまたま大きな地震が起きて、原発に大きな被害を受けました。

これは確かに重大な問題で、被災地の方々は大変な思いをしてらっしゃるとは思いますけど…。でも、危険が伴うからこそ、原発を作る時に高額な補助金を国から受け取っているはずです。

実際問題として、原発を全て止めれば電力が足りなくなるのは解りきった事実です。電気を湯水のように使う事に慣れている現代人に、今更電気を使わない生活は不可能だと思います。だから、私は原発に賛成します。今の日本人には、電気の足りない生活は無理です。

●●資源のない日本においてはエネルギー政策は重要政策なのは間違いありません。少しの資源で莫大なエネルギーを得られる原子力を有効に活用するのは日本にとっては必須であります。それが、まだまだ世界的な潮流なのも間違いのないことです。

世界一の原子力の技術を持つ日本が原子力の活用から撤退するのは人類が原子力の有効性を引き出すことをあきらめたのと同じです。安全を担保しながら、原子力を有効に活用することこそが日本にとって最重要と考えます。

●●東日本大震災を機に、原子力発電に対して否定的な意見が多く聞かれるが、私は断固反対という訳ではありません。日本は輸出産業で成り立っている国であり、電力不足は企業の生産活動に影響を及ぼします。その為、企業の収入が減り、人員削減を行う事になり、失業者が増える事が想定されます。

また、夏になれば熱中症、冬になれば凍死の可能性も出てきます。原子力発電に依存しすぎているのもいけないと思いますが、今すぐ全ての原子力発電を辞めるというのも無理があると思います。少しずつ減少させていくという方針であれば、良いと思います。

●●既存の超高齢炉をすべて新型蒸気式(AP)に変えた方が結果として安全性が高くなると考えられるため、私は賛成です。原子力発電所をなくすといっても、代替エネルギーに切り替わるまでの数十年間、既存の原子炉をすぐに廃止するわけにもいかないでしょう。

かといって、新規建設もしないとなれば、危険な超高齢炉をだましだまし使い続けることになります。それならばいっそう、より安全に配慮されて設計されている新型蒸気式のみを認めるという条件で、原発の新設を進めた方が安全性は高いのではないかと思われます。

●●現在のように、公共事業とはいえ単なる営利企業に過ぎない電力会社に運営を任せるのではなく、実務経験豊富な各界の有識者組織による運営管理であることが、前提で賛成です。

今回の事故は、利益優先・安全軽視体質の企業体質によってもたらされたのではないでしょうか。それでいて夏も冬もボーナスが出るというのですから、一般人からバッシングを受けるのも当然だと思います。

●●確実に安心、安全が確保できれば賛成です。電力を安定して作るという事に関しては不可欠なものです。しかし、災害などの事故よって人に害を及ばすのは本末転倒です。安全が約束されないものは使用すべきではないと思います。

●●日本という狭い国土に置いて、安定的な電気量を生産できる原子力発電は必要不可欠であると思う。もちろん他の発電方法に比べて危険性が高いので、広い国土があれば他の発電方法に替えた方が良いが、今の日本の発展状況では原子力発電に頼らざるを得ないと思う。

●●この震災で安全面が確立できていなかったことがはっきりしたので、地震や津波、火災、あらゆる災害をそうていしたもので被害が及ぶとすべての機能が停止し安全を確保できるようになればやっと賛成できます。

●●原発で明るい電気の付く街やいつでも涼しい、いつでも暖かい環境にはなりましたが、その進歩のさせ方が間違っていたのかもしれないです。原発によって地元での労働が可能になった方もいるでしょうから、まずは安全に可動できることが大切です。

反対派の意見(10件)

●●昔は賛成派でした。何故ならば、便利でコストも安く環境汚染も少ないと思っていたからです。震災後、こんなにも多大な事態に陥り、それはもう反対、今すぐ無くなってしまえばいいとさえ思います。

ただ、原子力発電に頼ってばかり、災害を見ようとしていなかった、私たち国民も考えなければいけないことは多いはずです。賛否両論、この手の話は多いと思いますが、今の状況が少しでも良くなれば、それに越したことはございません。

●●原子力発電に対して現時点では条件付き反対の意見を持っています。現在の日本は、第2の福島第一原発には耐えられないと言うのが主な反対理由です。

原子力発電所もきちんと管理すれば安全との意見もあるでしょうが、今回の事故における政府の対応などを見たり様々な文献などを読むと、少なくとも原子力に関しては政府がうまく機能していないのではないかと思います。

しかも、政府は今回の原発事故を受けてもこの問題に関して何らかの有効的な対策を取った兆しはなく、今後も取りそうにないのが実情です。

また、国民が正しい判断を下すには正確な情報が必要なのですが、残念な事にメディアやマスコミ各社にはその役目はあまり期待できないと思います。なぜなら電気事業連合会から毎年多額の広告費を受け取っているからです。

日本の電力需要が逼迫し、国力低下などを引き起こすのは避けなければいけませんが、今後も今回の事故の様な事が全く起こらないと言い切ることができない以上、反対するしかないのではないかと思います。

●●原子力発電をやるというもともとの理由として、最大のメリットは「他の発電方法よりコストが大幅に少ない」という事だったはずです。ところが実績値を積み上げ、きちんと計算していくと、事故がおきなくても、コストが高いという事が分かってきています。

また、いったん事故がおきれば、事故の被害や後処理にかかるコストも計り知れません。一国の経済が崩壊しかねないわけですから、このように経済的に見てもメリットの無い、危険な発電方法はやめるべきだと思います。

●●福島の事故は衝撃的でした。原子力関連技術の不備が露見したと言うよりも、人災の側面が強かった点です。技術がどんなに進歩しようとも、それを使う人間はそうそう変わりません。

であれば、同じような事故はこれからも起こりうるし、完全にリスクをゼロにできません。一度事故が起こると影響が甚大だというのは今回の事故がよく示しています。

今すぐに原発を廃止する事にはデメリットも大きいですが、稼働している原発がもうすぐゼロになるという現状は、次世代のクリーンエネルギーに舵を取る大きなチャンスです。

需要があって、官民が同じ方向を向けば、技術も飛躍的に進歩するはずです。今が脱原発の最大のチャンスだと思います。日本はクリーンエネルギーで世界をリードする国になって欲しいと思います。

●●反対の理由として、日本は比較的地震が多い国なので、いくら対策をしたところで放射性物質の漏洩のリスクが高くなるということが挙げられます。もし放射性物質が漏洩してしまった場合、人間や動植物に致命的なダメージを与えてしまい、放射性物質の漏洩により汚染された地域の復旧に莫大な時間とコストが必要です。

現在、地熱発電風力発電など原子力発電に代わる発電所の数が増えてきているので原子力発電は停止させるべきです。

しかし、この地熱発電や風力発電では原子力発電の電力はまなかい切れないので、電気の値段が上がることはしょうがないことだと思います。安全第一を考え多少電気代が高くなっても原子力は廃止するべきだと思います。

●●東日本大震災で、福島原発から放射性物質が漏れているという現実があるのに、やっぱり賛成だの推進だの言っている人の気が知れません。

私たちのような大人ならまだしも、大震災を経てこれからたくましく育っていく子供が大人になったとき、放射性物質の影響で苦しめられているなんてことになってしまってはあまりにもかわいそうです。私たちの生活が多少不便になったとしても、原子力発電はいますぐやめてほしいと思います。

●●原発廃棄物が人体に有害である事、廃棄物の処理する場所がない事、原発によって発生する放射線による人体や家畜・食物の影響など、不安要素が多いと思います。また、震災の時のように広範囲に放射能が漏れた時の被害はその時のみにおさまらず、付近に住む住民の生活すら脅かす原因になるため、私は反対です。

●●将来を担う子供たちに原発の事故の影響を与えては絶対に許せる事ではないことから反対です。夫がガンになって特に考えてしまいます。ガンを患うと再発におびえます。安全面が裏切られてしまい、とても残念でなりません。

●●「地震の多い国なので、福島のようなことがこれからも起こる可能性が高い」「原発設備が壊れた時、他の発電設備に比べて周りに与える悪影響が格段に大きい」「地熱エネルギーのような日本に多くあるエネルギーがあるので設備開発を進めれば代替できる余地がある」これら3つの理由から私は反対です。

●●私は反対です。東日本大震災の他にも、過去にはたくさんの人たちが原発事故の被害者になっています。日本にも、すばらしい技術を持った人達がたくさんいます。原子力に変わるエネルギーを生み出してくれることを、私は願っています。